e−ヌードルを作る!


 近所のスーパーに行くと、なにやら他の商品とは明らかに異なるカラーリングが施されたカップラーメンが売られてました。 エレクトロなカラーリングのカップラーメンは、その能書きによると電子レンジで加熱してつくるようです。

 そんなのこっちで既に実験して大成功を収めてます。 何を今更です。

 でも仲間さんに「レンジっておいしい(はあと)」なんていわれちゃったら、もうクラクラしちゃって「本物の電子レンジカップラーメンの味を確認してもいいかな」なんて思っちゃって買うしかあるまい!でしょう。

 買ってきました。

 電気がスパークするイメージの蓋がいかにもマイクロウェーブにピッタリって感じでIT時代にマッチングしています。 しかし、蓋の下部に書かれた「電子レンジ専用」の文字が気になります。 「専用」という位ですから、赤い彗星のように物凄いスピードが隠されているのでしょうか。 うーん、お湯じゃダメなのか?お湯だとマズくなっちゃうのか?お湯だと3倍の性能が出ないのか?。

 これは電子レンジとお湯の両方で作ってみて食べ比べてみるしかあるまい。

 買ってきました。

 準備万端です。 あとは電子レンジバージョンとお湯バージョンを同時に食べてみて、その違いを明らかにするだけです。

 蓋をめくってみると蓋の裏には電子レンジで調理する事のありがたさが述べられていますが、そんなのはまったく無視です。

 調理に使う水はミネラルウォーター等のいわゆる「おいしい水」が適しているとの事ですが、カップラーメンごときに高価な水を使うわけにはいきません。 カップラーメンはカップラーメンの地位を越えてはいけないのです。 水道水上等。

 じょぼじょぼじょぼー。

 ラーメンの旨み成分が人工的にタップリと格納されていると思われるフリーズドライチャーシューに水をかけながら規定値まで入れていきます。

 前回も思ったのですが、カップラーメンに冷水を入れるのはかなり違和感があります。 自分の度胸が試される瞬間でもあります。 

 ドキドキしながらも準備OKです。 干からびたネギがなんとも言えない雰囲気をだしてます。

 麺自体はカップの底に沈んでいるので、比重は重いようですね。

 電子レンジにセット完了!。 後はタイマー任せです。

 では、電子レンジがクルクル回っている間にお湯バージョンを作っておきましょう。

 電子レンジバージョンに負けるわけにはいかないので、密閉型のヤカンを使い、沸点を上昇させる作戦をとります。

 100度+αのお湯です。 それー。

 お湯で作る場合は何分待てばいいのか分からないので、カップラーメンといえば3分の法則にしたがって3分間待ちます。

 電子レンジバージョン・お湯バージョン共に完成しました。

 写真では分かりませんが、よく見ると電子レンジバージョンは麺が浮かんできていますが、お湯バージョンは沈んだままです。

 見た目の美味しさは電子レンジバージョンに分がありそうです。

 まずは電子レンジバージョンから食べてみましょう。

 うむ、カップラーメンにありがちな「お菓子」的な麺の感触がありません。 これはカップラーメンを意識させないいい方法かも。 フリーズドライされているネギもしっかり元通りになってます。

 ではお湯バージョンを食べてみましょう。

 むむー、麺がまだ硬いです。 待ち時間が3分はちょっと短いかもしれません。 ラーメンなのにバリバリいってます。 でももう後には引けないのでそのまま続行です。 ネギはかろうじて元通りと言う感じですが、中にはフリーズドライ状態から復元に失敗したと思われるカサカサなネギもありました。

 今回の実験は電子レンジバージョンの圧勝といっても言いと思います。

 それぞれの方法を分析すると

電子レンジを使う

 調理時間は標準的電子レンジで6分とお湯に比べて長いが、お湯を沸かす時間を考えるとトータル的に短時間で作成する事が可能である。

 また、常に加熱しながら調理されるので、麺の吸湿状態やフリーズドライからの復元性が高いと思われる。

お湯を使う

 電子レンジが無い家庭では不可能なので、やっぱりお湯で作りたくなるのは仕方がない。

 が、お湯で調理すると、お湯を注いだ瞬間からお湯はどんどん低温化してしまうので、調理に向いているとはいえない。 室内環境にもよるが、3分の間に100度のお湯は70度前後まで下がると思われる。 こりゃダメだ。

 てなワケで、ごちそうさまでした。

 また、この他に今回の実験で分かった事は、いっぺんにカップラーメン2杯は胃に良くないと言う事です。 うーつらい。

 


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