F1日本グランプリ木曜日特別ピットウォークに行ってきました

実行日 05年10月06日

場所 三重県鈴鹿サーキット国際レーシングコース

行った理由 運良くパスが当たったので


 まず最初にF1についての予備知識から説明させてください。 知ってる人は読み飛ばしてくれてオケです。

 1.車について

 F1というと、タイヤがむき出しで前後に大きな羽根がついてるレース用の車の事だと思ってしまいますが、実際はちょっと違います。 タイヤがむき出しの車にもいろんな種類があって、F1以外にもFニッポンとかF3とかがあります。 F1のFはFormulaの略で1はクラス分けを表しています。 つまり一番上のクラスと言うこと。

 またF1のルールでは、車はオリジナルでなければならないと決められています。 これはチームで設計・製作した車を使いなさいと言うことで、よそのチームが作った車を買ってきて自チームの車としてレースに参加しちゃダメって事です。 ですので、ドライバー以外にも、よくできた車やダメな車などの性能競争の場でもあるわけです。

 気になる車の性能ですが、最高速は300キロをちょっと超えるぐらいなので、それほどビックリする事はないのですが、特筆すべきはカーブを曲がる性能と減速性能です。 どれぐらい凄いのかというと、カーブを曲がるたびに体中の血液が遠心力で外側へ寄ってしまって戻ってこないぐらいで、減速はアクセルをオフするだけで一般乗用車のブルブレーキ以上の減速力です。

 2.レースについて

 年間19戦(2005年の場合)のレースを行い、各レース毎に1位から8位まで点数がもらえます。 年間を通して一番点数が多い人がチャンピオンになります。

 基本的に1国1レースと決められていて、チームは世界中で開催されるレースを転戦しながらチャンピオンシップを戦っていきます。 ですのでドライバーの母国やチームの母国でのレースは、応援団も含めチーム全体の士気がものすごく高まります。

 3.ドライバーについて

 現役のF1ドライバーは20人しかいません。 世界中でたった20人です。 これだけでF1ドライバーになる為の競争率が高いという事が分かると思います。

 4.チームについて

 2005年は10チームが参加しました。 自動車メーカー直属のチームをワークスと呼び、自動車メーカーに属さないチームをプライベータと呼びます。 現代のF1では予算の融通がきくワークスが有利と言われてます。

 5.ビジネスとしてのF1

 世界中から凄腕のドライバーたち集まってレースをするワケですから、車でするオリンピックみたいだと想像するかもしれません。 が、オリンピックと違うところはF1はプロスポーツという事です。 興行としてレースが行われるのでチームは利益を求めてレースをします。(利益とは、お金であったり宣伝効果だったり技術開発だったりします)

 ちなみにF1チームの運営には少なくとも年間100億円ぐらいかかると言われてます。(トップチームは500億円ぐらい使ってるようです)

 またスポンサー料が高いと言われてるF1ですが、某飲料メーカはスポンサードする前と後では売上が倍増し、スポンサー料などはあっというまに回収できたという話です。

 なぜこのようにチームを運営するのに多額のお金が必要なのか、俗説では根底に貴族の車遊びという意識が残ってるからと言われています。 無駄に派手で高級志向なのがF1なのです。(エントリーフィーに約50億円必要なので、金の無い人は参加する事すらできません)

 

 では、予備知識はこれぐらいにして、ここからレポートです。

 今回のレポートはテレビ放送だけでは知る事のできない部分を紹介していきたいと思います。 レース結果や花形ドライバーのおっかけなどは他のサイトをみてね。 このレポートでF1の事を知らなかった人が興味を持ってくれたら幸いです。

 

 通常、レース期間中のピットはスペシャル扱いなので、関係者以外が入るためにはパドックパスなどを購入するしかありません。(パドックパスは50万円ぐらいだと聞いた事があります。無理すぎます。)

 日本グランプリが近づいてくると、仕事場のロビーにF1マシンが展示されて、いやがおうにも(ボクだけ)気分が盛り上がってきます。

 

 今日一日中ここで仕事していいですか?

 こんなのを見せられると仕事してる場合じゃないという気になってきます。

 ウロウロしちゃうぞ。

 

 そんな思いを察してくれたのか、鈴鹿サーキット運営側から特別に抽選で木曜日の午前中にピットウォークを開催するとの発表が! これなら貧乏なボクでもピットウォークに参加できるかもしれません。 神様、もう仕事をサボったりしませんと願いを込めて応募しましたよ。

 神様に思いが通じたのか、見事に当たりました。 やった! 木曜日は仕事をサボって行ってきます!(おい)

 自宅から鈴鹿サーキットまでは車で1時間ぐらいなので、ピットウォークの受付け開始時刻の午前7:00に間に合わせるには、5:00に出発すれば余裕でしょう。

 いくぜー!

 朝、仕事ではありえないようなテンションで起きたら雨でした。 がーん。

  

 車の中から撮影。

 暗くてみにくいですが、路面が濡れてます。

 雨の日の運転は怖いなあ。

 ラジオは「歌街道夢街道」を放送中。 演歌だ。

 

 

 東名阪自動車道鈴鹿ICを降りたぐらいから日が昇りはじめました。

 雲はまだ多いですが、雨は降らなさそうです。 やった。

 ここら辺からBGMはTRUTH(F1のテーマ曲)のベビーローテーションです。

 意味無く窓全開。

 

 

 鈴鹿サーキットに近づくとホンダ鈴鹿工場が見えてきます。

 そう、鈴鹿サーキットがある三重県鈴鹿市は、ホンダ技研の街でもあるんです。

 国際レーシングコース作ったホンダと、それを許した鈴鹿市。

 今年、鈴鹿市はモータースポーツ都市宣言を行いました。

 こーゆープロジェクトX的な話に日本人は弱いです。

 がんばってくれよー。

 

 

 渋滞もなく、サーキットに到着しました。

 土日だと周辺道路はまったく動けない状態になるんですけど、さすがに木曜日から現地入りする人は少ないのかな。

 天気は上々、自宅を出発した時がうそのようです。

 サーキットの周辺道路にはホンダレーシングのノボリが立てられていて、いよいよもってテンション上がってきました。

 

 

 Welcome to 日本グランプリSUZUKA

 今年もこの地にF1サーカスが戻ってきました。

 毎年、看板の文字が達筆になっている気がします。 来年ぐらいには読めなくなりそう。

 毛筆文字は外国の人にもウケがいいようで、「オー、ワビサビ!ワビサビ!」と騒いでいる集団もいました。 ワビサビは違うと思います。

 まだまだ日本は閉ざされた国なのかもしれません。

 

 

 ゲート前でピットウォーク当選者にはパスがもらえます。

 コースレイアウトがデザインされてて紙は安っぽいけどなかなかの出来。

 残念ならが外れちゃった人でも、遊園地の入場券があればサーキットスタンドまで入場できるようです。

 番号が印刷されてますが、これはピットウォーク後に行なわれるサイン会への抽選番号になります。

 

 さて、場内へ入ってみると、そこはもうホンダホンダホンダ・・・。 佐藤琢磨が今期不振なので、もしかしたら応援団は少ないかもと思っていたですけど、なんのなんの、石を投げればホンダファンに当たります。 うん、それでこそだよ。

 

 でもよくみると、ホンダファンにまぎれて本物もいました。

 

 BARホンダCEOのニックフライ氏。

 普通に場内を歩いてるもんだから、たちまちサイン攻めに。

 でも何をしてたんだろ?

 アシモんち前にいたから、次期ドライバーをアシモにしようと画策してたのかな。

 

 

 F1とは関係ありませんが、モートピア(サーキットに隣接している遊園地)の4人乗りモノレールでんでんが、老朽化のためにリニューアルする事になりました。

 リニューアル工事中は営業を停止するそうなので、まだ乗った事ない人はぜひ乗るべきですよ。 ピロポロピロピロ。(でんでんの鳴き声)

 また、でんでんと一緒に撮った写真を持っていれば、キャンペーン中は入場無料になります。

 


 

 イベントエリアでは、各社宣伝ブースが急ピッチで作成(建設というべきか?)されていました。

   

 左からホンダ・メルセデス・トヨタ。(他のメーカーのブースはほぼ完成していました)

 ホンダブースにはショーカーが搬入されてましたので、こちらは完成間近という感じ。 メルセデスは作業員の数が少ないのが気になります。 予算が少ないのか? 間に合うのか? まあ、カッコいいから許せるけど。

 売店のほうはもう営業を開始していました。

 でもよく見ると・・・・。

 

 左からフェラーリ・マクラーレン・ルノー・BARという順番なんですけど、フェラーリの人気が爆発的にありません。 かわいそうになるぐらい人が素通りしています。 誰か何か買ってやれよ。

 フェラーリは今期タナボタで1勝しただけですから、グッズの販売も芳しくないのでしょうね。

 それに比べて選手権争いをしているマクラーレンとルノーの人気っぷりはすごいものがあります。

 弱いチームはグッズの売り上げでも強いチームに負けてしまうのですな。 フェラーリ教な人たちの歯軋りが聞こえてきそうです。

 来年はもっと頑張ってください。

 

 さて次はいよいよピットウォークに参加します。

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